106SHでプリインアプリをアンインストールする方法~Titanium Backup~
root化前後の操作は自己責任でお願いします。
不具合・故障等が発生しても当ブログでは責任を負いません。
root化後の定番アプリともいえるTitanium Backup(http://play.google.com/store/apps/details?id=com.keramidas.TitaniumBackup&hl=ja)
アプリのバックアップや無効化、アンインストールができるアプリです。
今回は106SHでプリインアプリをアンインストールする際に発生する問題と対処方法を説明します。
(問題といってもそれほど大変なものではありませんが、、、)
まず問題点とは何か。
気づきにくいのですがTitaniumでプリインアプリをアンインストールした後、再起動するとわかります。
消したはずのプリインアプリが復活しているのです。。。
最初は「???」状態だったのですが、少し考えれば原因がわかりました。
過去記事「106SHでナビゲーションバーを非表示にする」(http://t-f-android.hatenablog.com/entry/2013/06/13/220221)で
「/systemフォルダに書き込みができない状態である」というお話をしましたが、まさにこれが原因です。
つまり/systemフォルダ内部に存在しているプリインアプリは書き込み=削除ができないということです。
ですので、プリインアプリをアンインストールする前に、過去記事で紹介した
「/systemフォルダを書き込み可能な状態にする」コマンドを実行する必要があります。
コマンドを実行するので、PCと接続して、コマンドプロンプト・・・でもいいのですが
せっかくなのでAndroid端末上でコマンドを実行できるアプリを紹介したいと思います。
Android Terminal Emulator(http://play.google.com/store/apps/details?id=jackpal.androidterm)
(要root)
このアプリがあれば、スワップファイルの作成なども端末のみで行えますね。
このアプリを立ち上げて
su
/data/local/tmp/isw16sh_unlock
(長い英文が表示される)
mount -o rw,remount -t ext4 /dev/block/mmcblk0p12 /system
ここまで打ち込んだら、Titaniumを起動して、プリインアプリのアンインストールを行なってください。
削除後に再度Android Terminal Emulatorに戻り
sync;sync;sync
mount -o remount,rw -t ext4 /dev/block/mmcblk0p12 /system
dd if=/data/local/tmp/su of=/system/bin/su
chown root.shell /system/bin/su
chmod 06755 /system/bin/su
sync;sync;sync
mount -o remount,ro -t ext4 /dev/block/mmcblk0p12 /system
これで再起動がかかり、プリインアプリの削除もできているはずです。