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Nexus5が欲しいです・・・
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Androidを快適に活用する為に④~バッテリー+~

第4回は前回に引き続いてバッテリーに関してです。
※要root、有料アプリの内容も含まれます。
root化前後の操作は自己責任でお願いします。
不具合・故障等が発生しても当ブログは責任を負いません。



前回はバッテリー対策として、基本的な内容について書きました。

今回はもう少し進んで、バッテリー対策を考えていきたいと思います。



root化
一般の方には少しハードルの高いroot化ですが、成功すればそれに見合った効果が得られると考えます。

設定には少々骨が折れますが、非常に大きな節電効果が得られます。

<RAMの最適化>
<CPU・カーネルの制御>
上記に関して詳しく見ていきましょう。


<RAMの最適化>

そもそもRAMとは何か。
これは分かりやすく例えると、「作業を行う机」と置き換えることができます。
机の上に確保できるスペースが大きければ、よりスムーズに作業をすすめることができますね。


・タスクキル
前回紹介したタスクキラー系のアプリはこの机を片付けてくれるアプリというわけです。

しかしroot化済の端末では、さらにすすんだタスクキルが行えます。

AutoKiller Memory Optimizer(http://play.google.com/store/apps/details?id=com.rs.autokiller)
そもそも、タスクキルという機能はAndroid OSに標準としてついています。
一定以上机が汚れたら掃除をする」というスタンスで、タスクキルを行います。
一般のタスクキルアプリはそれとは別にタスクキルを行なっています。机の上を掃除する人が二人いる状態です。
この二人の息が合えば効率的ですが、なかなかそうはいきません。。。時には喧嘩をしてしまうこともあります(笑)


上記のアプリは、元からいる掃除人を強化するものです。
具体的には、上述のたとえの「一定以上」の部分を変更するアプリです。
なので使い方も簡単で、アプリ起動後に「変更点」→プランを選択→「詳細設定」→「適用」をタップ。たったこれだけです。
スケジュールや無視リスト等の設定も必要ありません。



Greenify(http://play.google.com/store/apps/details?id=com.oasisfeng.greenify)

過去記事でも紹介したこのアプリ。
いわゆる「ゾンビアプリ」を「冬眠」させてくれます。

使い方は非常にシンプルで「+」ボタンを押した後、冬眠させたいアプリを選択(複数選択可)。
選び終わったらチェックボタンを押すだけです。

このアプリ、無料版でも充分効果がありますが、システムアプリの冬眠は有料版とXposedというアプリが必要になります。

Xposed(http://forum.xda-developers.com/attachment.php?s=1d5b6a037ea54c5d6bf9d7b0c125401e&attachmentid=1957219&d=1368387321)
これを端末にインストールしたあと、「Install/Update」をタップして再起動します。
「modules」に切り替えると、Greenifyのmodulesがあるのでボックスにチェックを入れて再起動です。

Greenifyを開き、無料版と同じようにシステムアプリも冬眠させることができます。
(冬眠できないとダイアログがでますが「insist」を選択すれば冬眠させられます。)


これで「いつの間にか机の上に漫画やゲームが・・・」という状況を防ぐことができます。(笑)


スワップ領域の作成

RAMに関してもう一点。
スワップ領域を作成しましょう。

Swapper for Root(http://play.google.com/store/apps/details?id=org.azasoft.free.swapper)

このアプリの使い方はとても簡単です。
ボックスにチェックを入れる→容量指定(32または64がいいと思います)→save
これだけです。

スワップとは、簡単に説明するとSDカード等の領域を使って、タスクの切替を素早く行うことです

アプリでなくとも、adbでコマンドを送れば実行可能です。

(※記事最下部参照)
adb shell

su

dd if=/dev/zero of=/data/local/swapfile bs=$*1 count=64

chmod 644 /data/local/swapfile

mkswap /data/local/swapfile

swapon /data/local/swapfile

sysctl -w vm.swappiness=40

exit

exit


しかし、この方法だと再起動する度に実行する必要があるので、少し不便ですが、、、




<CPU・カーネルの制御>

Trickster MOD Kernel Settings(http://play.google.com/store/apps/details?id=com.bigeyes0x0.trickstermod)

無料で、CPUとカーネル両方の設定ができるこのアプリがオススメです。


端末のCPU・カーネルの種類によって設定項目が変わってくるので、詳しくは割愛しますが
アプリの中で説明書きがあるので大丈夫かと思います。。。
設定後に、チェックボタンで適用するのを忘れないようにしましょう。




Tasker

こちらは有料アプリになります。
有名なアプリなのでご存知の方も多いかもしれませんが、、

Profile(時間や特定アプリの起動、ネットワークや画面オフ等端末の状態)をトリガー(条件)にして
TaskWifiオフや音量最大化等)を実行します。


Taskerで検索すればたくさん設定例がでてくるかと思いますので、ここではどのような設定がいいのかだけ簡単に紹介します。

・画面オンでWifi(3G)オン、画面オフでWifi(3G)オフ
・1時間毎にWifi(3G)オン・同期オン、1分後にWifi(オフ)・同期オフ
etc・・・


ネットワーク関係について上記のタスクを設定するだけで、かなり電池持ちがよくなります。
正直、私もTaskerについては勉強中です。。。
いい設定例があればコメントで教えてください!



さてさて、2回に渡って説明させていただいた、バッテリーに関して。
最近のスマホは標準でも電池持ちがいい機種が多くなってきていますが、できる範囲で節電はしていきたいところですね。

ちなみに、私の場合はスマホをヘビーに使用することはあまりないのですが(Nexus7がある為)
やはりメールや電話、調べ物等で使うことがあります。
だいたい朝から夜まで持ち歩いて、残量は80%前後という感じです。


原因と見極めて、しっかりと対策を取ればスマートフォンの電池持ちは大幅に改善します。
今回の内容が参考になれば幸いです。。。

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