Android 2.3.4(GingerBread)端末にXposedを導入する方法(要root)
需要があるか分からなかったのでまとめていませんでしたが
本来はAndroid 4.0以上にしか対応していないXposed Frameworkを
Android 2.3.4の端末で使用することができるので方法をまとめておきます。
※root化前後の操作は自己責任でお願いします。
不具合・故障等が発生しても当ブログは責任を負いません。
今回動作を確認したのはroot化済のAndroid 2.3.4端末
ソフトバンク003SHです。
私が初めて手にしたスマートフォンで
今では非常用のツールとして、電源をオフにした状態で持ち歩いています。
root化方法も、、、と思いましたがそれは本当に需要があればにします。
①Xposed Frameworkの導入
ではXposed Frameworkの導入方法です。
<XDA> back-ported to gingerbread(http://forum.xda-developers.com/showpost.php?p=44034334&postcount=2315)
上記サイトにアクセスしましょう。
ページ下部にある「ATTACHED FILES」にある「XposedInstaller-2.2-(日付).apk」をクリックして
ダウンロード・インストールしましょう。
インストールが完了したら、起動して「フレームワーク」を選択します。
一番上に「インストール/更新」とあるのでタップします。
するとスーパーユーザーの確認プロンプトが出るので許可しましょう。
英語が表示されるのでOKをタップします。
ここで再起動が必要なので再起動しましょう。
再起動が完了すればXposed Frameworkの導入は完了です。
②モジュールの導入
さて、これでXposed Frameworkの導入が完了しましたが
Xposedはフレームワークのみではまったく動作しません。
「モジュール」を追加していく必要があります。
・・・が、現在公開されているモジュールの多くが
GingerBreadには対応していないものです。
自分でモジュールの改変ができればいいのですが
私にはまだそこまでの技術(と時間)がありません。
今回は上記リンク先にある2つのモジュールを紹介することにします。
・AppSettings
以前にも個別記事で紹介したモジュールです。
日本語化がされているので設定もわかりやすいかと思います。
DPIやフォントスケールの変更などをアプリで個別に設定できます。
詳しくは過去記事を参照してください。
<過去記事>Xposedモジュール紹介~App Settings~
(http://t-f-android.hatenablog.com/entry/2013/10/05/105554)
・XPrivacy
個別記事での紹介はしていませんがかなり強力なモジュールです。
アプリに設定されている権限を管理することができます。
Android 4.3では隠し機能として実装されていますが
それ以前の端末ではこういったモジュール等で対応することになります。
(ちなみに上記AppSettingsでも権限管理は可能です)
今回紹介したモジュールだけでも、GB端末で使用できるのは非常に画期的です。
いちおう、Xposedのモジュール紹介ページがありますのでリンクを貼っておきます。
・Xposed Module Repository
(http://repo.xposed.info/module-overview)
ただし、先ほども申し上げた通り、ほとんどのモジュールがICS以降の端末でしか動作しないので
apkの改変が必要になるかと思いますが。。。
今回はAndroid 2.3.4でXposedを導入する方法を紹介しました。
現役の方も、以前の端末の方もroot化している端末であれば
一度導入してみてはいかがでしょうか?