Xposedモジュール紹介~App Settings~
今回はXposedのモジュールの中でも比較的有名なApp Settingsの紹介です。
私はNexus4/7と106SHで動作確認済です。
※root化前後の操作は自己責任でお願いします。
不具合・故障等が発生しても当ブログは責任を負いません。
Xposedを導入されていない方は、まずXposedの導入から行いましょう。
リンクを貼っておきます。
Xposed
(http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1574401)
上記サイトの「Download」の項目内からです。
ダウンロード完了後、Xposedを起動し、「フレームワーク」を選択します。
インストールをタップして、完了後に再起動しましょう。
続いて、App Settingsです。
App Settings
(http://repo.xposed.info/module/de.robv.android.xposed.mods.appsettings)
上記サイト内の「Download」からです。
apkファイルをダウンロードしたらインストールしましょう。
続いてXposedのモジュールでApp Settingsの横のボックスにチェックをいれて再起動します。
これで使用する準備ができました。
上記がApp Settingsの起動画面です。
設定したいアプリを選択しましょう。
フィルターでの検索も可能です。
まずは、設定したいアプリを選択しましょう。
試しに「App Settings」を選択します。
画面が切り替わったら、上部にあるオンオフスイッチをオンにします。
すると下記のような画面になります。
App Settingsの主な機能をまとめると
・DPIの変更
・フォントサイズの変更
・スクリーンサイズの変更
・言語の変更
・画面の向き(縦/横/自動回転)
・通知の変更
・常時ディスプレイオン
・権限管理
と上記の内容を全てのアプリに対して個別に設定できます。
DPIやフォントサイズなどは設定値によっては画面が見づらくなる場合もあるので
どうしても操作がしにくいアプリのみ変更するのがよいかと思います。
(もちろん、ほかのサイズを試してみたい場合は構いませんが)
言語の変更は全ての言語に変更できるわけではなく
そのアプリがサポートしている言語にのみ、変更が可能です。
もともと日本語でないアプリは日本語にできない可能性が高いですが
翻訳がおかしいアプリは、英語に直すと意外と読みやすかったりする場合が多いです。
画面の向きも地味に役に立つ場合が多いです。
通常のシステム全般の設定では縦/横固定or自動回転の設定しかできないので
使用中にセンサーが反応してしまって、勝手に回転してしまうことがありますが
システムを自動回転オフにしておいて
例えば、YouTube等の動画再生アプリは横画面固定、ウェブブラウザは自動回転などに設定しておけば
意図しない回転を防ぐことができます。
常時ディスプレイオンは、有名ですがTaskerでも同じことが可能です。
どちらで設定しても構いませんが、個人的にはApp Settingsで設定するほうがいいと思います。
さて、最後に権限管理ですが、ここは少し注意が必要です。
アプリには位置情報やネットワークアクセス、端末制御等
様々な権限があります。
「このアプリにおいて、この権限はどういう意味があるのか」を考えて権限管理を行いましょう。
アプリの動作に必要な権限を削ってしまうと、正常に動作しなくなる場合もあります。
万が一、アプリがうまく動作しなくなった場合は、権限を戻せば大丈夫です。
全ての設定が終わったら、上部にあるフロッピーのようなボタンをタップして
設定を保存しましょう。これで設定は完了です。
DPIや言語などは、これまではROMレベルでの設定が基本でしたが
Xposedの登場によってカスタムROMの立場も少しずつ変化してきていますね。
今後は軽量・高速なROM+Xposedというのが主流になっていくような気もします。