Nexus4にカスタムROM/カーネルを導入!(Vanir+franco)(要root)
Nexus4のAndroid4.3用カスタムROM/カーネルが安定してきたようなので
そろそろ導入してみることにしました。
※root化前後の操作・カスタムROM/カーネルの導入は自己責任でお願いします。
不具合・故障等が発生しても当ブログは責任を負いません。
今回導入するのはVanir(9/9 ver)ROMとfranco(182)カーネルです。
まずはROMとカーネルの特徴を簡単にまとめると
Vanir
・Halo機能
・Pieコントロール
・App Bar
・こまかなUIの変更
などなど。比較的パフォーマンスのでるROMのようです。
franco
・CPU/GPUのガバナーコントロール
・I/Oスケジューラー
・音量ブースト
・急速充電
・TouchControlサポート
という感じです。
安定性を重視したカーネルになっており、オーバークロックはできません。
では導入方法をまとめていきましょう。
①事前準備
まずは定番アプリ「Titanium backup」でアプリのバックアップです。
カスタムROMを導入すると、アプリや設定データなどは全て消えてしまうので
重要なデータ等もバックアップをオススメします。
②必要ファイルのダウンロード
今回必要になるファイルをダウンロードして
Nexus4の端末内においておきます。
・Vanir
(http://mobile.mbqonxda.net/vanir-nightlies/)
・franco
(http://minooch.com/franciscofranco/Nexus4/4.3/zips/)
VanirはAOSP系のROMなので「JSS」表記のあるファイルをダウンロードしてください。
・GApps
(http://extras.mbqonxda.net/gapps/)
・SuperSU
(http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1538053)
「Download」にあるZipファイルのリンクからダウンロードしてください。
③ファイルを焼く
必要なファイルが集まったら、リカバリーモードで起動してください。
電源オフの状態から、電源ボタン+ボリュームダウンキー長押し
→ボリュームキーで「Recovery Mode」を選択→電源ボタンで決定。
※ファイルを焼く前に、現在のROMのバックアップを取ることを強くオススメします。
最悪の場合の復旧手段を準備しておきましょう。
「Backup」をタップして下部のスライダーでバックアップが取れます。
リカバリーモードに入ったら、まずは「wipe」をタップしてください。
下部にあるスライダーでワイプします。
ワイプ完了後、ホームに戻って「Install」をタップします。
先ほどダウンロードしたファイルを選択します。
選択する順番は上で書いた通りで
Vanir→franco→GApps→SuperSUです。
インストールが完了したら、Rebootします。
ブートアニメーションが始まり、初期設定の画面が現れたら成功です。
万が一うまくいかない場合はバックアップから復旧して
再度やり直してください。
どうしてもうまくいかない場合は
Vanir→GApps→SuperSUとインストールして
初期設定を終えてから、カーネルを焼くとうまくいくかと思います。
(その際はwipeを忘れずに・・・)
④Titanium backupでリストアする
最後にTitanium backupでアプリをリストアしましょう。
その際、以前のシステムアプリはリストアしないほうがいいです。
まずはユーザーアプリ(Playストア等でインストールできるもの)からリストアしましょう。
システムアプリは基本的にリストアする必要はありません。
Youtubeやマップ等の一部のシステムアプリはPlayストアからインストールできるので
そちらからダウンロードしましょう。
さて、使用感ですが
操作自体はかなりサクサクです。
バッテリー持ちもfrancoでダウンクロックしているのもあり
かなりいい感じです。
個人的にはTouchControlがちゃんと動作するのがうれしいですね。
Vanirの設定もクイックパネルやステータスバー、ナビゲーションバー、etc
と本当に細かいところまでカスタムできます。
今のところ不具合もありませんので
標準ROM+Vanirが私のバックアップ元になりそうです。
さて、しばらく使用した後はまた新しい組み合わせを試してみたいと思います。
次はPureSpeedX+neoカーネルの予定です。