Nexus7にCyanogenMod 10.1.0安定版を導入(motleyカーネル)
CyanogenModの安定版がリリースされたので、さっそくROMを焼き直してみました。
使用感等レビューしていきます。(要root)
(motleyカーネルで使用しています)
※root化前後の操作は自己責任でお願いします。
不具合・故障等が発生しても当ブログは責任を負いません。
※事前にROMや設定、アプリのバックアップをとってから行いましょう。
バックアップに関しては過去記事を参照してください。
①導入方法
必要なファイル
CyanogenMod10.1.0のzipファイル→ここからhttp://get.cm/get/jenkins/32367/cm-10.1.0-grouper.zip
gapps(Google apps)のzipファイル→ここからhttp://goo.im/gapps/gapps-jb-20130301-signed.zip
(必要であれば)カーネルのzipファイル
これらを準備して、リカバリーモード(電源キー+ボリュームダウンキーで起動)からインストールするだけです。
インストール前にWipeでキャッシュの削除をお忘れなく、、、
インストールする順番は、CyanogenMod・カーネル・gappsです。
インストール完了後は初期設定とアプリの復元等を行いましょう。
いよいよCyanogenModの紹介です。
②特徴
根幹となるシステムの設定画面です。
今回のCyanogenMod安定版はAndroid OS 4.2.2をベースにカスタマイズされたものです。
外観は標準のOSと大きく変わりませんが
・ロック画面ウィジェット
・スクリーンセーバー機能
・クイック設定パネル機能
・パイコントロール
・ナビゲーションバーのカスタマイズ
・パフォーマンスチューニング
主にこれらが利用できるのが特徴ですね。
(私はスクリーンセーバー・パフォーマンスチューニングは使用していませんが・・・)
・ロック画面ウィジェット
ロック画面にウィジェットが設置できます。
ROMに標準でついているウィジェットがなかなかいい感じでした。
時計・スケジュール・天気がセットになったウィジェットで大きさ的にもロック画面にぴったりです。
ほかにもロック画面の一部(半分)をスライドする形で、ウィジェットを追加できます。
ロック画面で情報をチェックしたい方や音楽を再生している時等便利だと思います。
ロック解除方法もスライドやパターン、パスワード等豊富に設定できます。
ロック解除をスライドにした場合はショートカットを設定できます。
上記画像のようにロック解除以外の部分にアプリ起動等が設定できます。
・クイック設定パネル
Nexus7の画面上辺、右側をスワイプダウンすると、クイック設定パネルが降りてきます。
WifiやBluetoothのオンオフ、画面回転や機内モード等々、、、
標準のROMではここのパネルは固定されているのですが
このROMであれば、表示するパネルの選択、並び順まで設定することができます。
こんな感じで出てきます。表示するパネル、順番も簡単に設定できます。
・ナビゲーションバーのカスタマイズ
通常のNexus7であれば、画面下部にあるナビゲーションバーには
戻るボタン・ホームボタン・アプリ履歴ボタンの3つのボタンがありますが
メニューボタンを設置したり、順番を入れ替えたりできます。
設定画面
設定も長押しドラッグや+ボタン等で簡単に行えます。
あとDSP Managerというイコライザーアプリが音楽再生にいい感じです。
流石は有名所の、さらに安定版というだけあって、今のところ不具合は無いです。
発熱等の発生も抑えられている(クロックは最大に設定していませんが)ので使用感としてはかなり満足です。
パイコントロールはLMT Launcher、パフォーマンスチューニングはTrickster MODですでに設定があるので使用しませんでした。
スクリーンセーバーも私には必要ありませんので、、、
注意点としては、ROMの焼き直しとなると、アプリや設定がすべて初期設定になるので
Titanium等でしっかりとバックアップをとっておくことでしょうか。
あとは現在のROMのバックアップも。
カーネルによっても、動作状況は変わってくるかと思いますので、いろいろ試してみるのもいいですね。