Nexus7(2012)にM-kernelを導入
新しいOS、Kitkatにも慣れてきました。
今回はNexus7(2012)にカスタムカーネルを導入します。
※root化前後の操作は自己責任でお願いします。
不具合・故障等が発生しても当ブログは責任を負いません。
◯事前準備◯
・Nexus7をroot化しておく
方法は過去記事を参照してください
<参考>root化済のNexus7をAndroid4.4にアップデート&root化
(http://t-f-android.hatenablog.com/entry/2013/11/19/144132)
・バックアップを行っておく
必要に応じて、データ等のバックアップをしておいてください。
今回の場合はリカバリーモードからのフルバックアップがオススメです。
<参考><まとめ>カスタムROMを焼く際の事前準備
(http://t-f-android.hatenablog.com/entry/2013/10/07/212840)
それでは、カスタムカーネルを導入していきます。
<XDA>[Kernel][4.4] M-Kernel - a65 [WiFi/3G]
(http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2168787)
上記リンクから、カーネルのzipファイルをダウンロードして
端末内の任意の場所に置きます。
ちなみにKitkatに対応しているカーネルはa64以降です。
私は今回はa65にしました。
続いて、端末をリカバリーモードで起動します。
「instal」をタップして、先ほどダウンロードしたzipファイルを選択します。
画面下部をスワイプするとインストールが開始するので
完了したら再起動しましょう。
これでM-kernelの導入は完了です。
さて、このM-kernelですが
個人的な感想としては、非常に電池持ちがいいカーネルです。
もともとNexusシリーズは動作が軽く安定しているので
無理にオーバークロック等でパフォーマンスを引き上げなくとも
快適に動作してくれる場合がほとんどです。
無駄にパフォーマンスを重視して、電池が減るのはイヤだったので
非常に満足のいくカーネルです。
また、このカーネルはsweep2wakeという機能を持っており
・sweep2wake→画面端からスワイプで画面オン
・sweep2sleep→画面端からスワイプで画面オフ
・doubletap2wake→画面をダブルタップで画面オン
という機能が使えます。
CPUの周波数を下げ過ぎたり、電圧が低すぎると反応しないことがあるので
少し細かい設定が必要ですが、地味に便利な機能です。
なお、上述のような設定を行う際はTrickster modというアプリが便利です。
・Trickster mod
(https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bigeyes0x0.trickstermod&hl=ja)
今回はカスタムカーネルの導入を行いました。
Nexus7(2012)に関しては、カスタムROM・カーネルがともに少ない状況ですが
まだまだ現役で頑張れる端末だと思います。
これからの開発状況に注目したいですね。